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<p class="entry-summary">Microformats.org は、2005 年に生まれた最初の時以来、ほぼデフォルトの MediaWiki テーマで運営されてきました。数年を経て、wiki で公開される記事の種類は定まり、コミュニティでの編集の慣例もよく分かってきました。‘Wiki 2.0’ プロジェクトは、コミュニティが必要としていることに対応するべく wiki ソフトをアップデートし、これを機会に見た目も良くすることにしました。</p> | <p class="entry-summary">Microformats.org は、2005 年に生まれた最初の時以来、ほぼデフォルトの MediaWiki テーマで運営されてきました。数年を経て、wiki で公開される記事の種類は定まり、コミュニティでの編集の慣例もよく分かってきました。‘Wiki 2.0’ プロジェクトは、コミュニティが必要としていることに対応するべく wiki ソフトをアップデートし、これを機会に見た目も良くすることにしました。</p> | ||
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* ヘッダーを microformats サイトの他の大事な所――ブログとメーリングリストのアーカイブ――へのリンクにしました。 | * ヘッダーを microformats サイトの他の大事な所――ブログとメーリングリストのアーカイブ――へのリンクにしました。 |
Latest revision as of 16:35, 18 July 2020
Microformats.org は、2005 年に生まれた最初の時以来、ほぼデフォルトの MediaWiki テーマで運営されてきました。数年を経て、wiki で公開される記事の種類は定まり、コミュニティでの編集の慣例もよく分かってきました。‘Wiki 2.0’ プロジェクトは、コミュニティが必要としていることに対応するべく wiki ソフトをアップデートし、これを機会に見た目も良くすることにしました。
変更の概要
- MediaWiki をバージョン 1.4 からバージョン 1.13.2 にアップデートしました。
- wiki の見た目を、Dan Cederholm による microformats.org の最初のデザインをベースにした、完全なカスタムスキンにアップグレードしました。
- 検索機能の場所をページの右上にしました。ページのずっと下に埋もれているのはばかばかしいことだからです。
- ヘッダーを microformats サイトの他の大事な所――ブログとメーリングリストのアーカイブ――へのリンクにしました。
- いくつか拡張機能を付け加えて MediaWiki をインストールしました。
- HTML の phrase 要素を全てサポートしました。
- コードの構文強調機能を付けました。
- ページタイトルでマークアップし直したものがあります(例えば ‘hcard’ を ‘hCard’ にしたり、もっと大掛かりなものもあります)。
- ‘Talk’ ページは、単に ‘hidden’ にしたのではなく、機能を完全になくしました。
- wiki の全ページを hAtom と hCalendar でマークアップしました。
- 記事をもっと体系的にするため、MediaWiki のカテゴリー機能を使っています。
- TOC――table of contents(目次)――はテーマにあったスタイルにしました。もう TOC を右寄せにするのにインラインスタイルを使う必要はありません。
- インライン表示の issues tracking(問題追跡)とネスト形式の議論一覧表示をサポートしています。以前は、提示された記事から議論が書かれている所を見付け出すのも、スレッドを追いかけるのも難しいことでした。これをもっと適切に表示するマークアップをサポートしました。
- ブログのコメントと同様、ユーザー名の横に Gravatar が表示されます。
- 投稿前にもう少し我慢してプレビューを見てもらうため、編集画面の ‘Save’ ボタンと ‘Preview’ ボタンを入れ替えました。
Wiki 2.0 の使い方
以下で Wiki 2.0 の新機能をうまく使う方法を説明したいと思います。
ページタイトル
MediaWiki がバージョン 1.4 から 1.13 になって、heading(見出し)としてマークアップされた HTML 要素がページの Table of Contents(目次)生成から排除されるというバグが修正されました。今までは H1
要素を使っても目次の番号が1.1、1.2、1.3、etc と小さくはならなかったので、ページの見出しを上書きするにはこれを使ってきました。このバグは修正されたので、上のようなハックはもっときちんとしたメカニズムに置き換わりました。
ページにタイトルを付けるには、H1
要素を使うのではなく、代わりに entry-title
要素を使ってください。これを MediaWiki の追加機能が解析して、ページ上部に表示されるエントリーのタイトルを目次には含めずに上書きします。この要素を使うのは、それが各ページをマークアップして土台を作っている hAtom の entory-title 要素に相当するからです。
仕様ページの書き方
新しい wiki では仕様文書を普通のページとは違う特別な表示にする機能をサポートしています。仕様ページは、W3C や WHATWG、その他の団体の文書のように、よりプレーンな外見になって、幅がページいっぱいに広がっています。ページのフッターを拡張してサイドバーはそこに配置したので、機能は全部残っています。
表示をこのようにするには、ページに特定のカテゴリーを付け加える必要があります。
- 仕様には [[Category:Specifications]] を付け加えて、‘Specifications’ カテゴリーに追加します。
- 仕様ドラフトには[[Category:Draft Specifications]]を付け加えて、‘Draft Specifications’ カテゴリーに追加します。また、ドラフトは、仕様と区別する文章を載せるために {{DraftSpecification}} テンプレートを文書の冒頭に付け加えなければなりません。
問題ページ、ブレインストーミングページやたたき台その他のページは、厳密には仕様ドラフトや仕様ではないので、それらのカテゴリーには追加せず、普通の wiki ページとして表示しておくべきだということに注意してください。
カテゴリーは記事の一番下で宣言するようにしてください。
議論と問題
議論はよく、文書中にネストされた一覧として表示されますが、それだと議論を追い、文書の動きのある部分を見分けるのが難しくなります。今度はもっと適切に、そして願わくばもっとはっきりと表示されるようにマークアップできます。
- 議論 :
<div class="discussion"></div>
で囲む。 - 問題提起 :
<div class="discussion issues"></div>
で囲む。
下は表示例です。
議論への書き込みには、常に、文章の終わりで--~~~~を使って署名を入れてください。
コードの構文強調
構文強調の拡張機能をインストールしました。これで、例とコードの抜粋で使われているたくさんの言語の構文を強調して見やすくすることができます。
- ソースのブロックに構文強調を適用するには、新たな
<source>
という要素を使ってください。例:
<source lang=html4strict> <div class="vcard"> <a class="fn org" href="http://microformats.org">Microformats.org</a> </div> </source>
表示結果:
<div class="vcard">
<a class="fn org" href="http://microformats.org">Microformats.org</a>
</div>
HTML 用の言語名はただの ‘HTML’ ではなくてhtml4strict
になることに注意してください。サポートされている全言語の一覧は構文強調拡張機能ページで見ることができます: http://www.mediawiki.org/wiki/Extension:SyntaxHighlight_GeSHi/ja#.E3.82.B5.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.95.E3.82.8C.E3.82.8B.E8.A8.80.E8.AA.9E]
クレジット
Wiki 2.0 プロジェクトは User:BenWard が遂行しました。見た目は Dan Cederholm による最初の microformats.org のテーマを引き継ぎました。また、Mark James による素晴らしく使いやすい Fam Fam Fam の Silk icon を使っています。
問題
バグの問題やリクエストは wiki-2-issues ページで報告してください。